ひとつは為替手数料になります。
これは、円を外貨に替える、あるいは外貨を円に替える際に取られる手数料です。
これは、外貨預金や外貨MMFなどでも取られるコストですが、基本的にFXの為替手数料は、他の外貨建て金融商品よりもはるかに格安に設定されており、コスト面では極めて有利になります。
ただ、ここで注意しなければならないのは、もうひとつの隠れたコストがあることです。
実際にFXを始めるとわかりますが、提示される外国為替レートが二本値になっていることに気付くでしょう。
たとえば、「120.25‐120.30」というように。
これは、決して1ドル120円25銭から120円30銭の間で取引されているという意味ではないです。
外国為替レートは、2ウェイプライスといって、外貨の買いと売りのレートを同時に提示する習慣がある。
前出の例で言うと、投資家から見て「120円25銭で1ドルを売れる。
1ドル=120円30銭で1ドルを買うことができます」という意味になるのです。
そして、両者の差額に相当する5銭が、スプレッドという名のコストになる。
FX会社のなかには為替手数料を無料にしているところもありますが、この手の会社のなかには、スプレッドを高めに設定しているケースもある。
FX会社のコスト比較をする場合は、為替手数料だけでなく、スプレッドも合わせてチェックすることが肝心になります。